管理番号 | 中古 :3471297767 | メーカー | ●スポット限定品《ハドソン》 | 発売日 | 2025/02/22 18:23 | 型番 | Z9996556954 | ||
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メーリングリスト限定 3TOPシングル・ブロック シャルドネの世界的銘醸地カーネロスにあって、ハイドに並ぶ二大グランクリュの一方がハドソン。性格異なる双方の産出ですが、密度あるマッチョなスタイルでハドソンに勝るシャルドネは見出せません。随所で太鼓判を押される長期熟成ポテンシャルも特筆ものです。そんなハドソンから、滅多に手に入らない貴重なキュヴェがスポット輸入されました。(国内初も) コングスガード訪問の際、ジョン・コングスガード氏による特別な計らいから、ロット別サンプリングを試みる機会がありました。(2019年6月:画像上左側)対象は“ナパ・ヴァレー”銘柄(ハドソン×ハイドの構成)。 《ハドソン》 エステイト・シャルドネ “シーシェル” ロス・カーネロス, ナパ・ヴァレー【シーシェル(区画名)概要】 インポーター割当スポット品
ナパ・ヴァレー最高のシャルドネと評され、数々の有力生産者が熱望する果実の源
マーカッサン&コングスガードの数分の一価格でカルト格の片鱗を見せつける
《ハドソン》 エステイト・シャルドネ “シーシェル” ロス・カーネロス, ナパ・ヴァレー
スタンダード版(こちら>>)でも十分に美味ですが、この旨さはちょっと格別。
この春の来日で再会した際、ハドソン夫妻からは「確約はできない」と聞いていた限定生産品です。
仕込み中の樽から抽出したブレンド前の両畑産を個別に試飲すると、持ち味の違いは歴然です。
ふくよかな女性的印象のハイドに対し、ハドソンは石質様なミネラル感を伴い堅固で筋肉質。かつてレイミーがハドソンを手掛けていた頃、幾度か両銘柄の水平試飲をしたことがありますが、やはり同様の結果でした。
当時の旧輸入元スタッフが述べた「熟成後のハドソンには勝てない」との想いにも沿う様、他の造り手によるハドソンでも似た経験を持ちます。 画像中央は2006年のマーカッサン “ハドソン Eブロック” -Marcassin Hudson E Block-
8年を経ても劣らぬ鮮度と熟成による美質の昇華が極めて高い次元で両立するマーカッサンのそれは、共に並んだ2005年オーベール “クウォーリ”-Aubert Quarry-も遠く及ばぬ水準でした。 コングスガード訪問を終え、午後にハドソンへ移動(画像上右側)
そこで供された5年熟成のエステイト・シャルドネは絶品。
深い黄金の色調に粘性ある蜂蜜様な酒肉、ブリオッシュとバタースコッチの芳香、濃密でありつつ豊かな体躯に備わるあらゆる要素の釣り合いが見事なものであり、その年に飲んだ中でベストを競う1本でした。
キスラー|ベッドロック|プランプジャック|シュラムスバーグ|ダックホーンも御用達。
出色の果実をハドソンに請う先々には、錚々たるビッグネームが並びます。「自分はハドソンこそが最も優れた畑と思っている。」(マイク・ヘイヴンズ)上記は、ハドソン訪問に同行したマイク・ヘイヴンズ氏が私に述べた言葉です。かつて北カリフォルニア有数のシラーとメルロを手掛けた造り手 “HAVENS”。その創業者であるマイク・ヘイヴンズは、ハドソンからの供給果実により名声を轟かせたものです。(売却後の今は別物)全世界を対象に、ステファン・タンザーのインターナショナル・ワインセラー(IWC)時代から、アントニオ・ガローニとメディア統合した現ヴィノスに至るまで、創刊より長く実現されずにいた初の確定100点シラーもハドソンの単一畑。コングスガードの醸造でした。(後にPAXが加わる)
ハドソンの畑は大きく二つに分けられる。
(右の地図はクリックで拡大)ホームランチ:121号線沿いのワイナリーに入ると目の前に広がる区画。サンパブロ湾に近い為、同畑内でも比較的に涼しく、しっかりと酸が乗った葡萄を実らせる。ヘンリーロードランチ:複雑にうねる丘を北に越えた辺りに広がる区画群。小高い丘が冷風を遮るロケーションにあり、ホームランチより暖か。
シーシェルはその内の一画にあり、高さ180m超の垂直に切り立つ断崖の基部に位置し、午後の強い日射から葡萄を守る環境にある。
「SEASHELL」とは読んで字のごとく「貝殻」。ホタテ貝の貝殻の化石を含む砂岩が広がる、深く乾いた砂質ローム土壌にちなむ区画名である。
同じカーネロスの二大グランクリュ格であっても、ハイドと異なる点が、石灰質を含有するこの土壌組成であり(ハイドは粘土質主体)、それはまたハドソンがハドソンたるゆえんでもある。テロワールの作用はワインの味わいにも表れ、豊かなテクスチャーに、石灰質特有の塩味に似るミネラル感が伴なわれる。【味わい】グラスに注ぐやいなや湧き上がる、暖かみのある果実香が実に華やか。アプリコット、グアバといった南国果実のニュアンスに、洋ナシのタルト、レモングラス、熟れて蜜を含んだリンゴ、ブリオッシュ、焼きたてのパイ生地、クロワッサンを思わせる香ばしさを併せ持ち、様々なイメージを膨らませてくれる。オイリーな酒肉にふくよかで豊かなボディをもちながらも、それに見合う酸味に釣り合いが取れているおかげで味わいがぼけず焦点がきっちりと定まっている。「これぞハドソンのらしさ」というべくアイデンティティを表す1本であり、オーベールやキスラーがなぜハドソンの果実を求めるかを理解させる。
セラースペースに余裕があり、長期熟成用の白ワインが少ないという方には筆頭級の推奨品。【ワイン造り】土壌・気候・台木・クローン・継穂・畑の管理。完璧に辿り着く為には、いずれも怠る事は出来ない。このワインの為となる区画には、爆発的な果実味とそれに見合う適切な酸を蓄積する優良選抜株「ショット・ウェンテ-Shot Wente-」が植えられている。
区画毎に収穫された果実は、ワイナリーに搬入後、とりわけ圧搾に細心の注意を払う。実と実の間に梗が空間を作る全房プレスから質の良いピュアな果汁を抽出。それを軽くゆっくりと行うことでエグミの抽出を避けている。
フランソワ・フレール、ダミー、オリオンの各第一級メーカー製フレンチオークを用いる発酵は天然酵母100%(新樽80%)。乳酸発酵まで約10ヶ月を要し、前半は週に1度、後半は月に2度の頻度でオリを撹拌(バトナージュ)し旨みを引き出す。熟成は23か月。得られた旨みを逃さぬよう、瓶詰前には一切の清澄に濾過も施さない。【ヴィンヤード概要】Hudson VneyardsはHudson Ranchとも称され、“RANCH”の名が示すよう元来は農園。敷地内には、ワイン用葡萄の栽培区画のみならず様々な果物と野菜がオーガニック栽培されるばかりか、自然の生態系に沿うかのよう豚や羊も放牧されている。
(マーケットに卸される他、畑前で直売するハドソンの朝市は地元で有名。画像右は、訪問の際にお出迎え頂いたリー・ハドソン氏と100%自家栽培のオーガニック料理。こんなにも美味しい野菜があるなんて...)オーナーのリー・ハドソンは、醸造を学んだUCデイヴィスでジョン・コングスガードと知り合う。やがてコングスガードに果実を供した際、二人の間で交わした栽培契約は「(収量制限を伴う)面積単位」。今では珍しくないものの、それまで一般的であった「(質を不問とする)重量基準」に代わる初の契約と伝えられる。仏・ブルゴーニュ>モレ・サン・ドニの雄、ドメーヌ・デュジャックが、リー・ハドソンが研鑽を積んだ先の一つ。一代で名声を築いたジャック・セイスの下で、「類稀なワインの実現は、聖なる畑が生み出す偉大な葡萄から」と確信する。
帰国後、北はメンドシーノから南はサンタ・バーバラまで理想の地を求めた氏は、1981年にナパ・ヴァレーの小地区へと辿り着いた。
陽光の恵みより得られる熟度に旨みの凝縮、二つの湾から北上する冷気による秀逸な酸。これらカーネロスに特有の産地特性に加え、うねりのある丘に広がるハドソンの畑には特異な土壌のアドバンテージも併せ持つ。(上記画像参照)【品種構成】シャルドネ【原産地呼称】カリフォルニア州>ナパヴァレー>ロスカーネロスAVA【タイプ】[白]コクのある辛口Dry【内容量】750ml カリフォルニアワイン商品一覧はこちらよりご覧頂けます≫≫
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