管理番号 | 中古 :34741646131 | メーカー | 掛軸 | 発売日 | 2025/02/21 23:54 | 型番 | Z1775596003 | ||
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カテゴリ |
掛け軸寸法:
仕様 サイズ
尺五立 約横54.5×縦190cm
(標準サイズです・一間床に最適)
少し小さめの尺三立もございます。こちら>>仕様 表装 : 洛彩三段表装
本紙 : 新絹本軸先 : 陶器
桐箱付き
※各アイコンの意味は、こちら 説明
※この作品は、特殊工芸技能(高精細デジタル印刷)を駆使して制作した作品です。
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作者略歴 納期 備考 ※ウェブ上ではモニタの発色等で色彩が違って見える場合がございます。予めご了承ください。
※表装の色・柄が写真とまれに異なる場合があります。
※上下の中廻しと柱の継ぎ目の柄が合わない場合があります。
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消災不動龍神図の解説 「龍神」があらゆる災いをことごとく追い祓う
「龍に九似あり」とされ、角は鹿、頭は駱駝、眼は兎、体は大蛇、腹は蜃(この場合の蜃は蛤ではなく蛟の意)、背中の鱗は鯉、爪は鷹、掌は虎、耳は牛にそれぞれ似るとされ、口辺に長髯をたくわえ、喉下には一尺四方の逆鱗があり、顎下に宝珠を持っていると言われる龍は、神仏の化身として崇められてきました。また五本指の龍は中国では皇族しか飾ることが許されなかった最高位の龍神です。家の中心に飾ることで、回りから忍び寄る悪災や厄難をことごとく追い祓ってくれます。
「不動明王」は限りない生命力と出世栄達の象徴
龍と不動明王との関わりは、明王が九十五種の外道(異教徒)と論争した際に、外道が対抗して智火剣に変身したことから、恐ろしい龍の姿をした倶利迦羅龍に化けて、相手を屈服させたことに由来します。日本には弘法大師空海が中国より伝え、空海が帰国の際に暴風雨に遭い、不動明王像に祈願して無事を得たことから、厄難除災に効験ある仏様として篤く信仰されました。
「消災呪」は災いを消す徳高い経文
宗旨宗派を問わず、般若心経の後などに唱えられる「消災呪」は、「佛説熾盛光大威徳消災吉祥陀羅尼」と呼ばれる由緒正しい経文です。仏門修行の際は毎朝唱えるというこの経文を飾ることで日々唱えることと同じ効果があるとされ、ふりかかる災いや厄難をことごとく消し去ってくれることでしょう。
消災呪
仏教全般、特に禅宗では般若心経と並んで日常詠まれるありがたい経文。様々な災いを消し去るという内容で、禅修行の際にも毎朝何度も読経される由緒正しいお経。
雲
雲は偏西風に乗り流れ来ることから、西方極楽浄土の地より訪れるもの、また絶えることなく生まれ来ることから不老不死の象徴としても崇められてきた。
龍神
古来、雨を降らすとして豊作をもたらす神と崇められてきた。また悪運を断つ=龍(たつ)に通じることから、その威厳であらゆる悪災を追い祓うとされる。
不動明王
中国の故事「登龍門」で激流を遡った鯉が龍神となることから、出世栄達の象徴とされる。さらに「勝利」に通じることから、勝負運上昇の題材でもある。
如意宝珠
五本の指がしっかりと掴んで離さない如意宝珠は、願い事を叶える神通力を持つ。また金運・財運の象徴であり、金運をしっかりと掴むに通じる。
波飛沫龍が掌るという波は永遠に寄せ来る不滅なもの。波に乗るなど好調な状態を意味する。また不動明王は波切不動ともいわれ、嵐や時化を収める力を持つ。