管理番号 | 中古 :34752436142 | メーカー | シャトー・サン・ピエール | 発売日 | 2025/02/28 12:55 | 型番 | Z0901048889 | ||
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サン=ピエールは、サン=ジュリアンの格付けシャトーのなかではあまり知られていない存在である。ここで生産されるワインの多くは、ベルギーの熱心なワイン愛好者によって買われてきた。それは、以前の所有者であるカステライン氏とカステライン=ヴァン・ダン・ビュッシュ夫人がベルギー人であったからにほかならない。1982年に、メドックの著名な人物であるアンリ・マルタンがこのシャトーを購入した。 サン=ピエールのブドウ畑は、サン=ジュリアン=ベイシュヴェルの町並のすぐ裏手にある。走り抜ければ、高い比率で植わっている古くて、ねじれたブドウの木を見ることができるが、そうしたブドウこそ品質の高さを示すものである。 サン=ピエールのワインのスタイルは豊かで、フルボディであり、またヴィンテージによっては厚みがあって粗野でさえある。深みがあり、時として非常に濃い色合いのサン=ピエールは、大柄で、素朴で、ざらざらした舌触りのワインである。デュクリュ=ボーカイユーやレオヴィル=ラス・カーズといった多くのサン=ジュリアンに特徴的な、フィネスや魅力には欠けるかもしれないが、そうした欠点を補うのが、はっきりと示された(派手だと表現する人もいる)強さであり、骨太さである。 最近のヴィンテージは、ことに1985年以降のものは、ワインのサイズを犠牲にすることなく、外向的で汁気の多い特性を加え、私が考えるには、より複雑なものとなった。全般的に見て、サン=ピエールのワインは、サン=ジュリアンの最上級のシャトーのものと比較した場合、極めて過小評価されている。このブドウ園は、サン=ジュリアンの華やかなスーパースター級の影で衰退し続けている。通常は現実的な価格であることを考えれば、消費者は、このワインがまだ注目を集めていないという点を有効に利用すべきだ。 講談社 『BORDEAUX ボルドー 第3版』 ・作付面積:17ha、年産6万本※非常に少ない。タルボは102ha、年産約60万本。 ワイン造りの哲学 年間生産量が僅か5,000ケースとメドック格付けシャトーの中でも、なかなか市場に出回らないサン・ジュリアンのシャトー・サン・ピエール。 知らぬうちに、驚くほど高い評価を受けるトップシャトーとなっていました!2009年が過去最高のWA98点を獲得! 安定した優良シャトーと認識されるものの、同じくサン・ジュリアンの人気シャトーの影に隠れ、いまひとつ華々しい舞台には上がれなかったサン・ピエールですが、 ロバート・パーカー氏に、『ボルドーの格付けシャトーで最も過小評価されているものの1つである。 このワインがまだ注目を集めていないという点を有効に利用した方がいいだろう。』 と言わしめるほどの実力派。品質に対して、良心的な価格の隠れた名品。価格高騰する前にぜひともお勧めいたします! 「シャトー・サン・ピエール」は、ロバート・パーカー氏も「コストパフォーマンスに優れるワイン」として高く評価されている、リッチで力強いワインです。サン・ジュリアンのシャトー・ベイシュヴェルのすぐ裏手、デュクリュ・ボーカイユ、レオヴィル・バルトン、グリュオ・ラローズに囲まれた立地。ブドウは手摘みで収穫され、シャトーに運ばれると温度管理機能付きのステンレスタンクにて発酵。マロラクティック発酵後に、新樽比率約50%のオーク樽で14~16ヵ月間熟成。清澄・濾過を経て、瓶詰されます。 艶のあるルビー色、炭やインクを思わせるオークのアロマに、クレーム・ドカシスやブラックベリーの引き締まった果実味。そしてよく溶け込んだ旨みと甘み。深遠かつスケール感のある伝統派ボルドーのスタイルを体現しています。がっしりとした肉厚な印象で、タンニンなどを落ち着かせるために5~6年程寝かせた後お飲みいただくのもお薦めですが、40年以上の熟成にも十分耐えうるポテンシャルを持っています。 CHATEAU SAINT PIERRE ワインアドヴォケイト97 Wine Advocate #205 Feb 2013 Robert Parker 97 Drink: 2020 - 2060 $68-$225 ※参考までに…作付面積:17ha、年産6万本という非常に少ない生産量。タルボは102ha、年産約60万本。 シャトー・サンピエールなんて以下のワインと思っていたら、何と最近ではほとんど見かけなくなり入手も難しいアイテムとなっています。生産量が非常に少ないこともあるのですが、最近の評価でボルドーの1級に匹敵するほどの実力を付けているではありませんか。全く知りませんでした。驚きました。 あるインポーターの社長曰く、以前からヴィネクスポのパーティーでシャトー・ラトゥールやシュヴァルブランよりも美味くてポテンシャルを秘めていたので購入を強く求めていたというのです。ただもともと小さなシャトーで、生産量も少なく、海外よりはフランス国内での需要が中心だったのであまり日本には出回ってなかったみたいです。そのためシャトー・グロリアを大量に購入することにより分けてもらえるようになったとのことです。Chateau Saint Pierre / シャトー・サン・ピエール
・作付比:カベルネ・ソーヴィニヨン70%、メルロ20%、カベルネ・フラン10%
第一に土壌、人、テクノロジー、この3つを大切にワイン造りを行っている。中でも、ブドウの品質には非常に気を付けている。最新のテクノロジーを用い、空からの衛星写真を用いてブドウの成熟具合を確認、収穫のタイミングを逃さないよう細心の注意を払っている。
シャトー・サン・ピエール
生産地:フランス ボルドー サン・ジュリアン
原産地呼称:AOC. SAINT JULIEN
格付け:第4級
ぶどう品種:カベルネ・ソーヴィニヨン78%、メルロ22%
アルコール度数:13.5%
味わい:赤ワイン 辛口 フルボディ
The final blend of 78% Cabernet Sauvignon and 22% Merlot has resulted in a wine of great power, stature, gravitas and density. The wine has a black purple color and a brilliant nose of scorched earth, creme de cassis, espresso roast, blackberries, truffles and licorice. Full-bodied, extremely powerful, yet with abundant sweet tannin, this stunning effort should prove sensational if given 7-10 years of cellaring. It should also last for 30-40 years.