全長 (m) | 継数 (本) | 仕舞 (cm) | 自重 (g) | 先径 (mm) | 元径 (mm) | カーボン 含有率 (%) |
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3.3 | 4 | 92.5 | 95 | 1.1 | 11.9 | 99.1 |
深宙の大型も楽々。信頼のたくましき剛竿。
竿の長さとほぼ同じタナを狙うチョウチンの深宙釣りは、アワせた直後に竿全体が絞られる、強い引き味が魅力のひとつです。特に、盛期の野べらは体力があり、さらに深みへと何度も引き込むので、格別の楽しさがあります。多くのへら師が、舟や浮き桟橋で、チョウチン釣りをすることが多いのも当然でしょう。こうした”剛”の強さを要する釣法に最適なのが「飛天弓 頼刃」です。
強さの目安となる”硬さランク”は、シマノ史上最も硬い”10〜13”です。急テーパーデザインの硬式本調子で、絞りに絞られても腰があり、曲げられた竿全体から力が漲ってきます。「飛天弓 頼刃」が、力強く頼りがいのある竿だということは、玉網ですくうときにも実感します。チョウチン釣りは共エサ、セット釣りともに長めのハリスをよく使いますが、この設定は手尻が長くなり、取り込む寸前に魚が抵抗する隙を与えてしまいます。「飛天弓 頼刃」であれば、諦めの悪い”無駄走り”はさせません。
7〜14尺という短・中尺は、特に雑音が大きく響く傾向があるため「しなり調律静音仕立て」を採用しました。美観は4節の竹節仕上げ(7尺は3節)で、玉口、段巻き部に漆塗り風の質感を盛り込みました。握りは「しっとり綾織握り」で、余計に力まず、しっかり握ることができます。疲労が緩和されて集中力が維持できるというのは、ここ一番の競技会や例会では重要です。野釣りの深宙狙いから、トーナメントの勝負竿まで、強い力を発揮したいとき「飛天弓 頼刃」は、実に頼り甲斐のある竿なのです。
しなり調律 静音仕立て(7〜14尺に採用)
コンパクト性と水切れ性能を追求したマイクロまわリリアン採用。ショートタイプで調子を損ないません
美しい曲線を描き、スムースなパワー伝達を生む高精度テーパー合わせ
チューブラー穂先
立体竹節仕上げ
しっとり感、グリップ力に優れ、滑りにくく手にやさしい「しっとり綾織握り」
仕掛けをつけたまま穂先を仕舞えるミゾ切り口栓
4節の口巻き
二層式撥水竿袋。口栓収納ポケット付
手仕上げ(製品によって色味・風合いが微妙に異なり、それぞれ独特の表情をもっています。)