ルパンのオーナー曰く…
『サンテミリオンの
ルパンを目指す!』
ボルドー屈指のカルトワイン、シャトー ル パンのオーナーであるジャック ティエンポン氏が2011年からリリースする、『サンテミリオンのル パン』、『リフ(LIF)』が入荷しました!
『サンテミリオンのル パン』リフ(LIF)!
元々、シャトー ラ ブイグという名でリリースされていた土地を、
シャトー ル パンのオーナー、ジャック ティエンポン氏が2010年に購入、5haの畑に加え、別の区画を買い増し、2011年からリフを造り始めました。
畑は主にサンテミリオンの村の東部に位置し、シャトー トロロンモンドやラ モンドットに近く、粘土石灰岩の土壌です。
手がけているのは、ジャック氏のいとこニコラ ティエンポン氏の息子である、シリル ティエンポン氏。
畑は8ヘクタール、メルロー70%、カベルネ フラン30%、若干のカベルネ ソーヴィニヨンがが植えられているそうです。(前オーナーの時代はよりカベルネ ソーヴィニヨンが多かったものの、植え替えにより減らしています。)
新樽率50%、12〜16ケ月の樽熟を経てビン詰めを行います。
畑取得後、密植率を上げるなどの改善を行っており、今後さらにカベルネ・フランの比率を上げていくための
植え替えを行っているため、
リリースから数年は1000ケースにも満たない生産量で、2020年ごろまではそう数も増えない予定だとか。
これも
ほとんど世に出回らない理由のひとつのようです。
このワインの存在は知っていたものの、あまりにその存在がレアすぎて、目にすることもなく、記憶の片隅に眠ったままでした。
が、遂にそのワインを味わう機会が巡ってきたのです!
様々な格付けシャトーの2015年を味わう機会に味わったのですが、その時はまだ、このワインが、あのリフである事が即座に頭の中で結びついておらず、
『なに、コレ?美味しい…』
後でリフだと分かり、あの美味しさとその生い立ちが結びついた時、ジャック氏自身が『サンテミリオンのルパンを目指す!』と、コメントしていたことを思い出しました。
そのリフの2015年のオファーが遂に到着、ようやく念願のご紹介が出来る機会がやってきました!
残念ながら、思うような数を仕入れる事は出来ませんでしたが、機会が巡ってきたことだけでも、喜ぶべきなのかもしれません。
ル パンのオーナー渾身のシャトー リフ、遂に入荷しました!!